理事長挨拶

理事長所信
第48代 秋池 裕太

3rd Place
~共に創り出す第3 の居場所~

2020年から続く新型コロナウィルスの蔓延により、私たちの生活は大きく変わってきました。人々の交流が様々な制限を受け、地域の人々が交流する機会が極端に減り、地域愛が希薄になっています。鴻巣北本青年会議所もその影響を大きく受けて、会員数の減少や例会の参加率が低下し、メンバー同士が交流する機会や自己成⾧をする機会が減少しています。こうした課題は、活発なJC運動を展開する上で大きな障害となっています。
今こそ私たちは、明るい豊かな社会を実現する団体として、コロナ生活を乗り越えて、地域を盛り上げていく必要があります。そこで今年度は地域やメンバーにとっての「3rd Place」を創り出すことを掲げます。
3rd Place」とは家庭でも職場でもない、新たなことに挑戦でき、やりがいや誇りが持てる第3の居場所を指します。青年会議所は、今まで地域の様々な課題解決のため、地域の皆さんにとって挑戦できる場所を提供してきたと考えています。この⾧引くコロナ禍で疲弊した地域に、やりがいや誇りが持てる「3rd Place」を提供する運動をしっかりと行います。 メンバーにとっても、「3rd Place」を持続的に提供し、活発なJC 運動を展開するため、会員拡大と会員のフォローアップを行います。地域、メンバーにとっての「3rd Place」を共に創っていきましょう。

一般社団法人鴻巣北本青年会議所
第48代理事長 秋池裕太

 

会員拡大

青年会議所は地域のリーダーとして持続的な運動展開をしていく必要があります。そのため本年度は、年内10名以上の会員拡大を目指します。会員拡大は、JC運動をより充実させることにつながります。今年度は目標人数を揃えるだけではなく、新入会員の定着率向上にも取り組み、新入会員が青年会議所を「3rd Place」と思って
もらえる環境構築をします。全てのメンバーが最初から積極的にJCに参加できていたとは思いません。しかし人間は変化することができます。活動に参加したメンバーは、ここでしか得ることができない様々な刺激を受けます。この刺激がJCへ取り組む姿勢や向き合い方に変化をもたらし、自己成⾧する事へ繋がります。しっかりと新入会
員を定着させる環境を1年間で整え、JC活動に根ざす積極的なメンバーへ変化させることを目標に、会員拡大と新入会員のフォローアップをします。

まちづくり

私たちが行ってきたまちづくり運動は、子どもたちにとって、地域とつながる初めの一歩になっていると考えます。社会教育を補助する私たちの取り組みは、子どもたちにとって、学校以外での新たな出会いや地域との交流の機会であり、子どもたちの郷土愛を育み、地域社会の担い手として大きく成⾧することができます。コロナ禍において、地域とのつながりが薄れてしまった子どもたちのために、地域に自分たちの「3rd Place」を見つけてもらう活動を積極的に行っていきます。メンバーにとってまちづくり事業は、仲間と共に事業を創り上げ、喜びを分かち合えます。この喜びに多くのメンバーを巻き込みことで、メンバーにとっての「3rd Place」を創出します。

総務広報

地域に「3rd Place」を持続的に提供していくためには、私たちの活動をしっかりと地域に情報発信をしていくことが必要です。SNSに限らず様々な手法を用いて私たちの活動を鴻巣北本地域へ情報発信を行っていきます。また効果的な情報発信を行うためには、メンバー一人ひとりが発信者として成⾧できる環境が必要です。
私たちは、日々事業を構築するために数々の努力や成功させたいという強い思いをもって活動しています。その想いをしっかりと対外へ発信するためのスキルをメンバー一人ひとりが取得できるような事業構築を目指します。地域にJCという「3rd Place」があるということを効果的に発信することは、地域に役立つ事業に携わってみたいと考えている入会候補者が青年会議所を知るきっかけになると考えます。地域への機会の提供と会員拡大を円滑に行うため、積極的な情報発信を行っていきます。

むすびに

私は鴻巣北本青年会議所に入会して5年目の節目を迎えます。JAYCEEとして、鴻巣北本地域での役割や色々なつながりなど、今まで見たことも、体験したこともなかった活動に携わることができました。一番大きな出来事としては、私が所属する認定こども園の卒園児が、その後どのように成⾧しているかJCの事業を通して見ることができたことです。とても熱心に事業に参加する卒園児をみたことで、地域の子どもたちに成⾧の機会を与えることができる環境がJCにはあると考えました。この経験こそが、私にJAYCEEとしてのやりがいや誇りを目覚めさせ、この団体が私にとっての「3rd Place」となった瞬間でした。メンバー一人ひとりがJCをそれぞれにとっての「3rd Place」と実感してもらうためには、感動や成⾧の機会を提供できる環境構築が必要です。また、その環境を持続的に創っていくためには会員拡大は必須であります。鴻巣北本地域をより良くしていくためにも、青年会議所がメンバー一人ひとりの「3rd Place」と呼べる場所と言える事を目標に、2023年度鴻巣北本青年会議所をメンバーと共に創り上げます。